1964年、東京オリンピックでノルウェー王国ハーラル皇太子がヨット選手として参加された際、皇太子殿下と妃殿下(現天皇陛下と皇后陛下)がレースを観戦、応援されました。
それから37年後の2001年春、ハーラル殿下はノルウェー王国の国王として再来日、現天皇陛下と皇后陛下のご案内で、思い出深い江の島ヨットハーバーをご訪問されました。 そのご再訪を機に、日本・ノルウェー友好記念レース「ノルウェーフレンドシップヨットレース」として2002年の春、第1回大会が開催され、今年18回目を迎えました。
ディンギー部門OPクラスに、Aクラス48艇、Bクラス13艇のエントリーでスタートしました。午前中の風待ちから、午後には最大瞬間風速10mまで吹く状況下で、Aクラス4レース、Bクラス2レース行われました。
今大会、トロフィーが新しくなり、とても素敵なデザインになっています。 シーボニアを拠点に活動されているチーム「プロパガンダ」のセーラー西村さんがデザイン、彫刻家のアビルショウゴさんが制作しました。
ガラス部分は、スピン(帆)とノルウェーのバイキングの鉄兜を連想させるデザインで、台座にはチーク材が使われています。
チーク材は、超豪華客船クイーンエリザベス2世号にも使われ、時が経つほどに、より深い色合いに変わり、落ち着いた重厚感を醸し出す木材です。OPに乗る全ての子供達に、時が経つほど、より深くヨットと関わって欲しい、という想いからデザインされました。
大会2日目はA、Bクラスとも2レースを行い、大会は終了いたしました。表彰式は、駐日ノルウェー大使のシグネ・ブルーデセット大使をお迎えして、開催されました。大使が「江の島に似たような場所で育ちました。海の近くで、新鮮な空気や風にふれることは、とても幸せなことです」とお話されていたのがとても印象的でした。
OP-A
1位 菅澤 虎士朗
4位 和知 健太郎
6位 服部 春花
OP-A 小学生
1位 堤 悠人
2位 武田 琢磨
3位 児島 惟高
5位 岩波 萌夏
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