江の島ヨットクラブジュニア
Enoshima Yacht Club Junior
1964東京五輪を終え、欧米のヨット先進国に倣いジュニア世代からの育成が必要との観点から、EYC(江の島ヨットクラブ)では1965年に日本で初めてヨットのジュニア育成部門として『江の島ヨットクラブジュニア』を創設しました。以来半世紀を超えて次世代の育成を続けています。
江の島ヨットクラブジュニアは、8才(小学校2年生)から19才(高校3年生)までの男女青少年がオプティミスト級(OP級)からレーザー級、420級まで総勢約50名(2024年4月現在)がヨットを通じて自立心や僚友精神のある人間形成を目的に活動してきました。
これまで600名以上のセーラーを育成し、20名超のOP 級全日本チャンピオン、3名の五輪代表選手を輩出しています。
Goals
セーリングは生涯にわたって楽しむことができ、またセーリングをとおして仲間を増やせる素晴らしいスポーツです。
青少年のころからセーリングや海が身近にあり、友に恵まれることが、どれほど人生を豊かにしてくれたか、江の島ヨットクラブジュニアの多くのOB・OG達が実感しています。
Friends
入部にご興味ある方は是非見学にいらしてください。
毎週日曜日にクラブデー(見学会)を開催しています。
Mission
夢と希望と自立 (自律) を育む
セーリングを通して学ぶ世界から、未来への大きな夢を描き、光り輝く希望に満ち溢れ、それを自らの手で、己に厳しく向き合いながら実現させていく力を育てていくこと。 このクラブで成長した子供たちが将来、サポーターとして、指導者として、親としてまたクラブに帰ってきてくれること。
その関わりが二代三代と受け継がれ、メンバーがそれに誇りを持つクラブであること。これこそが、江の島ヨットクラブの真価であり、社会的にも認められるクラブづくりの理念の原点となります。
クラブ創設者 小沢吉太郎先生の理念
クラブ創設者の小沢吉太郎先生は、3 つの言葉を大切にしました。
1.奉仕 – 互助
人のために己がすべきことに誠意を持って取り組み、互いに助け合い協力しながら船を出し、 先輩から教え伝えられたことを後輩に正しく伝え指導すること。
2.計画 – 反省
天候をよく調べ予測し、自分で艤装し船の手入れができ、人数や状況に応じて練習内容を計画し、自分の責任で海に出て、自分の責任で海から帰る、安全なヨット技術を身につけるた めに、常に省みること。
3.服従 - 協議
船長の言うことを聞くこと。安全に正しくヨットに乗るためにチームワークとリーダーシップは最も重要です。疑問に思ったことは質問し協力し話し合うこと。
創立以来、クラブの発展に多大な尽力してくださった方々のご指導を受け継ぎ、これからの未来を担う子供たちの育成にクラブは取り組んでいきます。
勝ち負けだけにこだわらず、人生を豊かに彩るセーリングライフを通じて子供たちがシーマンシップを感じ育っていくことを願ってやみません。
そしてこのセーリングや海の素晴らしさを、ここで過ごした子供たちが世界中の多くの人に伝えることができる、そんな心豊かな人格の育成に取り組んでいきます。
江の島ヨットクラブ
江の島ヨットクラブジュニアの歴史
1965年
東京オリンピックの翌年、江の島に日本で初めてのジュニアヨットクラブが設立
1965年7月18日
江の島ヨットクラブジュニア 開所式
1966年1月4日
デンマークのロイヤルデニッシュヨットクラブからOP※6隻が江の島ヨットクラブに寄贈され、OPが進水しました。
日本で初めてOPが走った日です。
※オプティミスト級ヨット。