2025 Boryeongcup International Sailing Championship
- 江の島ヨットクラブジュニア
- 6月24日
- 読了時間: 2分
6/19
金浦空港から大会事務局に手配いただいたバンにて一路ボリョンへ。ボリョンセーリングセンター到着後はエントリー手続きを行い、チャーター艇の確認実施。艇、艤装品の経年劣化や大会事前準備の不備等もあり、相当バタバタしました。コーチ艇は干潮の為下架できず艇を確認できず。艤装確認もままならないまま初日スケジュール時間切れとなり、慌ててオープニングセレモニー参加のためホテルへ戻りました。
来賓あり、ショーありの盛大なオープニングセレモニーでした。
OPクラスは、韓国・中国・グアム・タイ・ベトナム・日本の6カ国総勢66名のエントリー。大半は国際G7-9の年齢構成の中、EYCJチームは最年少構成のG4、G5で参加しました。
6/20
低気圧の影響で風雨ともに強く、気象アラートが鳴り続ける状況で、出艇どころか屋外に出る事も難しく、早々にノーレースの判断が出ました。
6/21
前日の暴風雨が一転、全く風の無い日になりました。午後早々に風が入り始めたため各クラス出艇。しかし、レース海面に到達した頃に風が落ち始め、海面を変更するもやがてほぼ無風に。結局、APAとなり、本日もノーレースに。
6/22
最終日。朝から快晴のいい天気、風は2-4m/s。スケジュールを前倒しで、慌ただしく出艇しました。海上では時折5-6m/sが入るがほぼ2-4m/s。
タイの選手が圧倒的な強さでレースを支配する中、中国・韓国・日本がその後ろを走る展開。
コースは風に合わせて都度変更され、1RはI-2、2RはO-2、3RはO-2。順調にレースを消化するも4RはI-2で開始されましたがAPコントロール、ゼネリコ、黒旗ゼネリコ、黒旗ゼネリコで結局AP-A、3レース成立です。
EYCJチームの見所は、1R目の丹波選手が上位にくらいつきシングル。2R目椎名選手が抜群のスタートを決め一時はシングル目を走り、EYCJ4艇が11-15位で阪間選手が引っ張り西村選手がくらいつく展開。3R目、まずまずの風の中、風に合わせて走る上位とそうでない下位に大きく分かれる形にでしたが、丹波選手が各レグをシングル目で好走。
今年はYouth1等年齢別クラスはなく、男子総合・女子総合のみの表彰となりました。EYCJは丹波選手が男子総合5位入賞となりました。
風を読み、シフトに合わせてコースをひく力、小さな波に合わせて安定して船を走らせる力、回航の上手さ、フリーをビシッと安定させながらもスピードを上げていく力。
他国セーラーとの差、自分たちの課題を今回の初海外遠征で体感できた事は、58期の大きな収穫になったと思います。
韓国セーリング協会、京畿道セーリング連盟、保寧カップ運営の皆さま、ありがとうございました。